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スタッフブログ|2018.09.26
秋分の日
今年の9月には3連休が続けて2回あり、その分、一週間がすごく早く過ぎるような気がします。
9月23日(日)は秋分の日。
そもそも秋分の日とはどういう意味か、調べてみた。
庄内川右岸より、名古屋市方面の日の出
「秋分の日」は、1948年(昭和23年)に公布・施行された国民の祝日に関する法律によって制定された。
同法第2条では「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ。」ことを趣旨としているそうで、
また、秋分の日は、昼と夜の長さがほとんど同じ長さであるようです。
そこで、本当に昼と夜の長さがほとんど同じなのか、新聞の暦欄をみてみると・・・。
9月23日の名古屋の日出、5:41、 日入17:49ということは昼間の時間は12時間8分、夜間の時間は11時52分ということで、上記記載のほとんど同じで、少し昼の方が長いというのは確かなことのようです。
理由を調べてみた。
明石天文科学館のHPによると・・・。
1.日の出とは、太陽の縁の一部が地平線上に出た瞬間を言います。また、日の入りとは、太陽が地平線に全部入った瞬間を言います。これによって太陽の直径分だけ動く時間、昼間が長くなります。
要するに、太陽の中心が地平線を通過する時間と考えると、昼と夜同じ時間ということか。
2.地平線近くなった太陽は、空気の屈折によって浮き上がって見えます。浮き上がりの量は、地平線付近で34′ほどになり、その角度だけ日の出入に太陽が動く時間、昼間が長くなります。
要するに、実際の日出は、地平線の下に太陽があるにもかかわらず、光の屈折で日が出たように見えるということか。
昼夜平分になる日は秋分の日の三日後ぐらいになるそうです。
実際に調べてみた。
読売新聞暦欄より名古屋の日出、日入、昼間の時間は以下の通り。
日時 |
日出 |
日入 |
昼間の時間 |
9月22日 |
5:40 |
17:50 |
12:10 |
9月23日 |
5:41 |
17:49 |
12:08 |
9月24日 |
5:41 |
17:47 |
12:06 |
9月25日 |
5:42 |
17:46 |
12:04 |
9月26日 |
5:43 |
17:44 |
12:01 |
9月27日 |
5:44 |
17:43 |
11:59 |
9月28日 |
5:44 |
17:41 |
11:57 |
なるほど。確かに昼と夜の時間が同じになるのは三日後の26日ぐらいだった。
過去の新聞を集めて暦欄を探していたが、ネット検索するともっと早く調べられたな。使えるものは使うべし。
しかし目的に到達するのは早いが、それにたどり着くまでに入ってくる情報に目をやってしまい、寄り道することも、自分で調べることの醍醐味かもしれない。