凍結工事施工の一連の流れをご紹介します④ 350A×1
今回の工事は水管橋のSGP管350Aを一カ所凍結施工します。
8:00
施工現場到着。
現場には数日前に降った残雪が残っているぐらい寒く、配管もかなり冷たいので、凍結完了も早そうです。
事前に現調を済ませていたので、凍結容器のカットもスムーズです。
切り口にノリノリシール剤を塗布していきます。
8:45
配管に凍結容器取付け完了しました。
塗り漏れがないか入念にチェックです。
本管工事といえども、安全帯は必須です。
9:00
液体窒素注入開始です。
12:00
この日は気温5℃ぐらいでしたので、比較的早く凍結完了しました。
予定通り、13:00から配管工事に入って頂きます。
14:00
配管撤去完了しました。
新設配管を施工中です。
17:00
夜のとばりが下りるころ、バックフォーの照明が点灯します。
凍結完了からもうすでに5時間経過。
この間も液体窒素を注入し続けますので、氷塊が解けてしまうことありません。
18:00
配管施工が完了し、凍結容器内の液体窒素を抜き取ります。
18:15
凍結容器を解体し、バーナーで解凍作業に入ります。
18:45
通水が完了しました。あとは流水に任せ、配管内の氷が徐々に解けていきます。
19:15
片付けをして現場撤収しました。
この日は真冬の現場でしたので、すぐに凍結し、更に凍結維持にかかる液体窒素も比較的少量で済みました。
気温や水温により、施工時間が延びることもあります。
事前の打ち合わせが重要です。