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凍結工事施工の一連の流れをご紹介します② 埋設配管φ75

今回の工事は横引き配管を凍結させ、この地上式消火栓を撤去し、配管の閉栓が目的です。

 

AM10:00

現場に到着した際には、掘削は完了していました。

打ち合わせ後、作業に入ります。

 

AM10:20

液体窒素注入

屋外なので酸欠の心配はないと思われる方もいますが、やはり気化窒素の滞留による酸欠は十分起こりえます。

携帯用扇風機は強い味方です。

 

AM10:50

消火栓のバルブを開け、止水できていることを確認後、配管切断です。

 

AM11:00

配管切断完了です。

 

AM11:10 

管帽を取り付けて頂き、空気を送り気密試験(自主検査)をします。

その理由は過去に、凍結部を解凍した際、管帽のパッキンのゆがみや石などの異物混入で、取り付け部分から漏水がありました。

凍結できないほどの流水があったため、再度凍結させることができず、断水に至りました。

そこで取り付けに不具合がないことを確認するため、50㎜のプラグ部分から送気し、機密検査を行っています。

0.2MPa、1分間の気密検査です。

 

AM11:20

圧力低下がないことを確認し、プラグを取り付けます。

 

AM11:40

凍結容器を解体し、バーナーで解凍し、作業完了です。

今回のように、管帽の取り付けなどでは機器の取り付け検査をしないのが一般的ですが、

お客様に少しでもお役に立てればという考えのもと、自主検査を行っております。

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