凍結工法で使うシール剤はどのようなものですか?
凍結工法では発泡スチロールを分割(上下、左右どちらでも可)し、配管の径にカットします。
発泡スチロール又は配管の合わせ目のところにシール剤を塗布します。
シール剤は一般的にはコーキングが使用されることもあります。
コーキングは液体窒素で冷却され、固化してしまうため、凍結容器内に液体窒素を注入しても漏れることはありません。
また凍結中(液体窒素が凍結容器に入った状態)に、容器にひびが入った際には、直接漏れ部分に塗布することで補修できます。
このときひび割れ部からは液体窒素が漏れ出していますので、凍傷対策としてゴム手袋の着用が必須です。
コーキングは油性であるため、配管や発泡スチロールに塗布する際に、垂れや、解凍前の凍結容器解体時の飛び散りなどにより、コンクリートや建築部材に付着するとふき取るのが非常に困難です。
そのため、十分養生してからの作業がおすすめです。
株式会社ソエダでは自社開発した『不断水凍結工法 ノリノリシール剤』を使用しております。
これはタピオカを主原料とし、天然由来です。
用法はコーキングとほぼ同じですが、水溶性のため、衣服や床などに付着した際にもふき取るだけ。
優れモノです。
株式会社ソエダの本社があります、愛知県清須市のふるさと納税でも(近日中に)入手できます。
(追記)
2023年8月1日時点でのお話。
ふるさと納税の件ですが、弊社オリジナルの『ノリノリシール剤』は清須市の審査はパスしました。しかしさとふるさんから、凍結工法のシール剤とは、あまりにも特化しているということを理由に、返礼品として却下されました。
ご期待されていたお客様、大変申し訳ありませんでした。