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スタッフブログ|2018.12.12
甘口スパ 喫茶「マウンテン」
名古屋市昭和区での凍結工事の帰り、ランチということで喫茶「マウンテン」に行ってみました。
名古屋では有名なお店で、ネット上ではゲテモノスパといわれているそうです。
これは確認してみなければいけません。
ウィキペディアによりますと・・・
当初は近隣の大学生向けに大盛りスパゲッティやピラフを安く出すことを特徴とする店であった。
1990年代に甘口スパの第一弾として「甘口抹茶小倉スパゲッティ」の提供を開始。
他にも「甘口いちごスパゲティ」「みそピラフ」「サボテンピラフ」「イカスミかき氷」「マンゴースペシャル(辛口)」「しるこスパ」「ナマズ煮込みスパ」などといった300種以上の「奇食」メニューを次々と提供してゆき、愛知万博やインターネットの普及によって2005年頃より有名になったそうです。
一部のメニューを除いて分量が極めて多いため、1人では完食できない者も少なくない。
このことから店名の「マウンテン」を「山」となぞらえて、食べきれずに残してしまうことを「遭難」、完食することを「登頂」と言い表すようになった。
お店は13時過ぎにも拘らず、たくさんのお客さん。
男性の方が多いようです。
ヨーロピアンな内装です。
50周年記念感謝メニュー
メニューだけではどういうものが出てくるか想像しにくいです。
ナマズスパ?ノーベル賞ドリンク?
左から、甘口イチゴスパ 1000円、甘口抹茶小倉スパ900円、甘口バナナスパ 900円
甘口抹茶小倉スパ
緑色のスパゲッティで、抹茶が練り込まれていました。
それに名古屋名物の小倉と生クリームが乗っており、甘さと格闘しながら、何とか登頂達成。
甘口バナナスパ
抹茶小倉スパと人気を争うメニューです。
チョコレートに絡まったバナナとは別に炒めたバナナも入っているので、あまみMax。
難易度は高いと聞いていましたが、3分の2を残し、「遭難」してしまいました。
甘口イチゴスパ
これは冬・春限定の商品で登頂苦戦者多数のようです。
見た目からしてもかなり甘そうです。
パスタ自体がかなり甘く、イチゴ、キウイで口の中をごまかしながら食べますが、4分の3を残し「遭難」してしまいました。
喫茶「マウンテン」の山は非常に高く、遭難の危険大です。
こういったゲテモノスパだけではなく、オーソドックスメニューもあるそうです。
小生、オッサンだからなのかもしれませんが、どうしても食べ物で遊んでいるような気がしてならない。
小学生のころ「8時だよ 全員集合!!」で加藤茶さんと志村けんさんがじゃんけんをし、負けた方のズボンの中に生卵などを入れるようなことをやっていた時、オヤジから食べ物で遊ぶような番組を見るなといわれたことを思い出す。
食べ物を残した時には、「世の中には食べられない人がいるんだから、残さず食べろ!!」
小生、言い返す「だったら持って行ってあげればいいんじゃない?」
こんなやり取りがあったことも思い出す。
しかし人生経験が増えてくると、食べ物を無駄にする云々はわかるのだけど、食べ物の向こう側にどういう思いがあるか考えてみると、
今回のゲテモノスパでは・・・、例えば、苺の農家の方々はこの心込めて作った苺をおいしいと喜んでくれることを願い、頑張って作ろう。
苺を運ぶ運送業者の方は農家の方が丹精込めて作った苺の品質を落とさないように、最高の温度管理で迅速にお客さんに届けよう。
役所の方は消費者が安全に苺を食べられるように、農薬等の基準を作り、農家の皆さんに守ってもらおう。
などなど、苺に係わる多くの方々が末端のお客さんが、食べて喜んでくれることを思い浮かべているのではないだろうか。
小生はこういった考え方から、食べ物だけでなく、日頃使っている工具を作ってくださった方、我々が日常当たり前と考えている一つひとつのものや環境が当たり前と思えているのではないだろうか。
言い換えれば、今置かれている環境が当たり前すぎて、感謝の心を忘れている気がする。
我々がお受けする仕事にもそれらにかかわっている方々の思いというものがあるのではないだろうか。
「登頂した」、「遭難した」と喜んでいるその裏側を考えていきたい。
今回のランチでそんな気付きを勉強させていただきました。
「マウンテン」さん、ありがとう。